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終電

supermanじゃないからあなたは現れない
終電間近のホームに駆けて現れたりしない
電光掲示から消えた駅名
もうあなたは帰れまい
時は無情に過ぎ行くかな
ふーっと溜め息に似たあきらめ

見下した携帯の待受で笑うあなた
思うままにならないからせつなくなる胸

暖めてしまったベンチから腰を上げたら
もう明日を思うあたしは電車で去る

怒ったほうがいいのかな
一瞬の迷いを脱ぎ捨てて今は
たのしんでくれればいいなと思うだけ

好きってこれでいんだっけ?
好きってこれでいんだよね。


"終電"(29,Sep,2008)
| - | 12:51 | comments(10) | - |

ハチミツ

シナリオの上のハニーレモン
こぼれて染まりゆく世界のゴールドなさま
朝焼けが昨日の憂いを洗い流していく

場面展開に身を委ね
視線の先にはいくつものドキリズム
次元を滑リ抜ける2人がするすると忘れゆく記憶

目が覚めて気づく擦り傷でフラッシュバック
そんな過去。
そんなものは撫でてあげよう
おいしいと言って舐めてあげよう

ハチミツの味がする ハニー
朝で幕を閉じる土曜日 あなたの隣は今あたし
| - | 23:48 | comments(0) | - |

目を瞑って歩け

こわいけど
なにもしないで
なにもないままより

こわいけど
めをつむって
あるくほうがいい

こわくて
かたをすぼめて
こっそりあるくより

こわくても
むねをはって
どうどうとあるくほうがいい

ふりかえる過去に
すべてをおいていこう

あるくさきに未来を
つくっていこう、くたばらない気持ちがあるうちに
| - | 22:21 | comments(0) | - |

jumon.

ひとりぼぅーっと考え込めば

聞こえてくるよ、

kumskums,きみのじゅもん

捨てるものが手元にあれば

聞こえてくるよ、

chaichai,きみのじゅもん

鼻のしたをふにふにとなぞれば魔法がかけられる

魔法のかけかたを知ったけど、解き方を知らないまま
| - | 02:10 | comments(1) | - |

nakimushi,

夕焼けがこころの中まで光を射し込むから

急に泣き出しそうな衝動に襲われて

「泣き虫」の言葉を思い出してぎりぎり止めるの


それでも溜まり続けた涙は決壊し

するするとこころは洗い流されて

いろんなものでみえなくなってた石だけが

綺麗な姿に戻ってきらきらと光っているわ


その石にはあなたが映っているの

あなたの笑顔が記憶に反射して映っているの
| dear friends | 02:53 | comments(0) | - |

seeds.

二度と蒔くことのならない種を

何があっても芽を出さぬよう

私は袋にしまいこんで

発芽の条件下から遠ざけた

種はポップコーンのように袋の中で弾けたけれど

私は袋を開けずにしまいこんだ

真実を見ないまま

あと60年走れるのだろうか
| - | 01:17 | comments(0) | - |

愛し合うとは

愛するとは面倒をみるということだったり
愛し合うとは育て合うということだったり

だから恋愛は片思いのほうがずっと楽だし
だから恋愛は失ったほうが辛さの裏側で気楽さを否めない

応えがあった分だけ責任も増えるし
応えがあった分だけ手をかけなきゃいけないし

失うかもしれないという不安が
煩わしかったり、自分を支える何かになったり

長く一緒にいれば
育て合うなかで成長し
その成長を時には二人で喜んで
また時にはその成長のせいですれ違ったり

いつだって1番喜ばせたい相手なのに
悲しんだり悲しませたりすることも多くって

素直に甘える前に
感情吐露して心の破壊をぶつけてしまったり
そのくせいつものくせで強がって謝れなかったり

友達に自慢したくても
現実は友達に愚痴をいっていたり

本当の恋人は動詞だけで会話できるってよ
一緒にいる間に共通言語が増えていくものね
| - | 00:37 | comments(0) | - |

雲曰、陽曰

雲が云う
「この生き方は、形を変え続けているから瞬間次第なのだよ」

太陽が云う
「そんな!また明日も同じことをできるよ」

雲が云う
「君は毎日くるくる滞りなく同じことの繰り返しだからだ」

太陽が云う
「でもたまに君たちに視界を奪われて邪魔をされるんだが、たいしたことはない」

雲が云う
「邪魔をしているのがどっちだか。その時、こちらは背中が熱くてたまらないさ」

太陽が云う
「君は走っているのか、それとも泳いでいるのか」

雲が云う
「風次第でどうにもなるんだ」

太陽が云う
「そうか。こちらは風次第でどうこうということはないな」

雲が云う
「君をうごかす力はなんだ」

太陽が云う
「なんか押して引っ張ってつられていくような感覚だ」

雲が云う
「それじゃ、お互い様じゃないか」

太陽が云う
「なぜだ」

雲が云う
「僕ら結局見えないものの影響を受けていることに変わりないんだよ」


その日、太陽と雲は同じ方向に去っていった
| - | 01:57 | comments(0) | - |

夏前夕暮一時曇

夏の予習をしましょう

緑の葉を誂えた木々達も
手を繋いで歩く恋人達も
グレーブルーの空をゆく鳥達も

私から見れば
すべては春の夕暮れにもぁんと映り上がった黒い影。

夜になりかけたら空に星を探そうと手をかざし
ネイルに置かれたドットのキラキラ仲間を探す。

湿り気を帯びた生温い空気が
からだにあたってゆっくりうしろにさがっていく。

濃さや深さのある恋におぼれたのと同じ感覚だわ、と思う。
| - | 15:58 | comments(0) | - |

だいじなもの。

普段作り笑いしかしないあなたが
ごく自然に笑って話しているなんてことは

ほぼ、なくて

話してる最中にたまに大笑いしているのを見て以来

あたしは
あなたが笑わないかな、と

あれもこれもいっぱい話してしまうよ
数打ちゃあたるが恋人の会話じゃないだろうに

でもね
そうしているとき
あなたに笑ってほしいあたしは
どれだけあなたのことが好きなんだろうか、と

ひとりにやけてしまうのよ

視線の外側にいるあなたの表情もこころでちゃんとおさえてる
| - | 03:43 | comments(0) | - |

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